3月31日にフジテレビが発表した第三者委員会の報告書で、中居正広氏がフジテレビ元社員女性Aに対し性暴力があったと断定しました。
以前から、中居正広氏の女性トラブルの当事者であるとされる女性は誰なのか?という公表はされないものの、状況的に渡邊渚さんではないかと言われ続けています。
フジテレビが公表した報告書から、被害女性が渡邊渚さんであると特定できるでしょうか?
特定されると、渡邊渚さんが結局何をされたのかも判明するわけです。
そこで今回は、
- フジテレビの報告書で被害女性Aが渡邊渚と特定できるのか?
- 渡邊渚は結局何をされたのか?
について、調査していきたいと思います。
被害女性Aが渡邊渚と特定できるのか?

属性の比較
- 女性Aは、元フジテレビのアナウンサー。
- フジテレビに入社して数年後に退職。
- 渡邊渚は元フジテレビのアナウンサー
- フジテレビに2020年入社し、2024年8月30日に退職。(入社5年目)

フジテレビ内での職種や履歴は一致しています
被害当日の出来事の比較
被害当日の状況について、報告書の内容と渡邊渚さんがインタビューや自身のSNS、著書で公表した内容と比較してみました。
- 報告書では、2023年6月2日 天気は雨
- 渡邊渚さんの著書では、「2023年6月のある雨の日」



報告書では日時を特定していますが、渡邊渚さんは日にちについては語っていません。ですが同じ6月、雨の天候であったことは合致します
- 2023年6月2日
- 12時11分 女性Aは中居氏からショートメールで「今晩、ご飯どうですか?」と連絡を受ける。
- その晩は用事がないこと、19時まで仕事があると返信
- 17時46分 女性Aは中居氏より「雨のせいかメンバーが歯切れ悪くないです。さすがに二人だけだとね。どうしましょ。」というメールを受ける
- その後中居氏より所有するマンションでの食事を提案された
- 女性Aは、すでに用事がないことを既に伝えていた手前、嫌な気はしたが立場上断れなかった。
- 女性Aは、中居氏に大丈夫であると返信
- (中居氏のマンションに入ってから退室するまでに起きたことは守秘義務のため非公表)
- ヒアリングの結果、中居氏のマンション内で起きたことは、女性Aが中居氏によって性暴力による被害を受けたものと認定
なお、渡邊渚さんは被害にあった日を「トラウマとなった日」と表現しています。
中居氏が守秘義務解除に応じていないため、中居氏のマンションに入ってから退室するまでに起きた詳細については報告書に記載されていません。
渡邊渚さんご自身の著書には、
また、トラウマになった日の出来事について、以下のように記述していました。
あの瞬間、恐怖で体が動かなくなって「助けて」が届かない絶望感と大好きな人達の顔が頭に浮かんだ。
真っ暗で冷たい井戸に落とされたかのように、どれだけもがいても救われることはなくて、意識はあるのに死んでいく。
何が起こっているのか、よくわからなかった。
「透明を満たす」より一部抜粋
被害当日以後の女性の状況比較
- 報告書では、2023年6月6日
- 渡邊渚さんの著書では、トラウマ体験から4日後



被害が起こった日は6月2日。6月6日はその4日後です。
トラウマ体験から4日後の受診なので、時系列は一致しています
- その時に見た鍋の食材をスーパーで見ることができない、全く食べられない
- 過呼吸
- 「自分は元に戻れない」「もう幸せになれない」
- 誰にも知られたくない、知られたら生きていけないと述べている
- 普段通りに仕事する、中居氏との共演もすると述べている
- 報告書では、女性Aが2023年7月末ころにPTSDと診断したと記載あり
- ほとんど食事がとれなくなっていて、1日にぶどうを10粒食べるだけで精一杯だった
- 1ヶ月で体重が5kg落ちた
- 雨の日になるとトラウマとなった日のことを思い出し動悸がして息ができなくなった
- 眠ることすら怖くなってできなくなった
- 渡邊渚さんは、自身の病名をPTSDだったとSNS、インタビューで報告
また、メディアのインタビューにもその時の様子が語られていました
渡邊アナはインタビューにて、何があったかは詳しく言えないとしつつ、昨年6月に“生命の危機を感じる衝撃的な出来事”があったと告白しました。それ以降、その日の気候や匂い、食べ物などを想起しただけでパニックが起こるため、ある食材が置いてあるスーパーにも近づけなくなったのだとか。また、その出来事について『会社にも関係するトラウマなので、仮に復帰できてもいつ再発するかわからなかった。警察に被害届を出すことも考えましたが踏みとどまりました』などと、フジテレビの退社を決めた理由についても明かしています
https://article.auone.jp/detail/1/5/9/178_9_r_20241105_1730772861749526
入院の時期の比較
- 報告書では、2023年7月11日に中居氏に入院することをショートメールで伝えていた
- 数日後摂食障害と鬱で入院したとも中居氏にメールを送っている
- 渡邊渚さんの著書では、2023年7月12日栄養失調と診断され消化器科に2週間の予定で入院と記述
Instagramでも7月半ばから入院と記載されていました。
6月頭に体調を崩し、7月半ばから入院・治療のため仕事をお休みしています。たくさんのご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。
Instagram



入院の時期もほぼ一致しています。
被害女性Aは渡邊渚と特定か?
報告書と、渡邊渚さんがメディアのインタビューや自身のSNS、著書で語ってきたことを比較してきました。



かなりの高確率で、女性Aと渡邊渚さんは同一人物と特定できる可能性が高いです
渡邊渚は結局何をされたのか?


ここまでの比較検証で、フジテレビ第三者委員会で報告された被害女性Aと渡邊渚さんは、同一人物である可能性が非常に高いと思われます。
そうなると、報告書では中居氏のマンションで起こった出来事は性暴力であったと認定していますから、渡邊渚さんが結局何をされたのか?という疑問は、「中居氏より性暴力をうけた」ということになります。
ただ、完全にはっきりするのは、中居氏が守秘義務を解除したときのみということになります。
女性Aは、守秘義務解除を承諾しています。



守秘義務が解除された場合には、刑事責任も問われそうですね…
まとめ
今回は、渡邊渚さんが結局何をされたのか、報告書とご自身が公表された範囲内で被害女性Aと特定できるのか、というところから調査していきました。
結果的には、被害女性Aが渡邊渚さんである可能性は非常に高くなりました。
イコール渡邊渚さんは、中居氏から性暴力を受けた可能性も非常に高いという結論です。
第三者委員会の報告は、細部まで詳しく調査されていました。
たくさんの誹謗中傷もあったであろう状況のなか、1人で大きな権力に立ち向かった渡邊渚さん。
心より敬意を称します。
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